2019年 島とうがらし栽培 260日目 – アントシアニン拡大中 –

早朝には気温が20度を下回る日が続くようになり、だいぶ寒くなってきました。

そんな寒さに耐えて頑張っている島とうがらしの状況をレポートします。

まずは大きい鉢からチェック。

小粒の実ばかりですが、順調に収穫が進んでいます。

相変わらずアブラムシと競争をしています。

残りの実も早く赤くなってくれないかな~

次に小さい鉢をチェック。

収穫が進み、だいぶ実が減ってきました。

残念なことにこちらもアブラムシが増えてきました。

先日までいたテントウムシの姿はなく、肝心の卵や幼虫も見かけません。

どこに行ったのかな?

更に困ったことに、実に異変が現れています。

実に「あざ」が出始めました。

この症状は「黒あざ病」や「黒あざ症」と呼ばれている生理障害です。

尚、実際の色は黒というより、濃い紫色に近いです。

この「あざ」の正体は、アントシアニンという色素で、ちょうど今頃から目立ち始めます。

ここ最近は気温が下がってきた上、鉢を強烈な西日が当たる場所に置きっぱなしのため、アントシアニンを発していると思われます。

アントシアニン自体は無害ですが、見た目が悪いだけでなく傷みやすいのが困りものです。

発色する前に収穫を終えたいところです。

最後に挿し芽株をチェック。

ダンダラテントウをよく見かけます。

アブラムシが増えてきているので、テントウムシへの期待が膨らみます。

卵と幼虫を探していたら…

孵化したばかり幼虫を見つけました!

ただし場所が、隣に置いてあるミニトマトの葉裏です。

テントウムシのお母さんは何でそこに産んだのか?

  • ただ単に産む場所を間違えた?
  • これからアブラムシが増えてくるという予兆?
  • 葉が新鮮だったから?

うーん、謎ですね。真相が気になります。

今のところミニトマトではアブラムシに困っていないので、いつものように幼虫達には島とうがらしへ引っ越してもらいます。

とはいえ孵化したばかりの幼虫達が散らばってしまったら引っ越し作業が面倒なので、葉をちぎって島とうがらしの葉にくくりつけました。

コーレーグースの方も続々完成しています。

写真の一番左側が、カス?ばかりを集めて作った自分専用のコーレーグースです。

でもこれ、強烈に辛いんです!

「島とうがらしの実は小さいほど辛い」という噂(伝説?)は本当かもしれませんね。