最近は沖縄でも寒さが戻ってきました。
突然ですが、今日はマンゴーの話をします。
私はマンゴーを鉢植えで育てています。
「アーウィン」という名前の品種で、赤色の皮が特徴です。
スーパーや通販で手に入る国産マンゴーの殆どがこのアーウィン種です。
他にも緑色の皮で一回り大きいサイズの「キーツ」も有名です。(値段も高いです)
マンゴー農家は徹底した管理のもとハウス内で大切に育てていますが、マンゴーは本来、大木に育ちます。
沖縄では庭先で巨大に育っているマンゴーの木を見かけることがあります。
「上の方に生っている実はどうやって採るんだろう?」
と、見る度に思います。
話を戻して...
私は数年前に接木苗を1株購入しました。(値段が高いので(^-^;)
その後、一度だけ植え替えをし、現在の鉢になって3年程前から春になると満開の花を咲かせてくれるようになりました。
今年もたくさんの蕾が出てきました。ヽ(=´▽`=)ノ
この後、花軸が、ビヨ~ンと伸びてきて濃いピンク色になり、枝分かれした先にある小さくてかわいい花が大量に咲きます。
上の写真はまだ伸びている途中です。この時点では花はまだ咲いていません。
ところで、マンゴーは「虫媒花(ちゅうばいか)」です。
虫媒花とは、主に昆虫に手伝ってもらって受粉をする花のことです。
虫を集めるというとは当然、臭いで誘うことになりますよね。
甘くて美味しいマンゴーですが、その花の臭いは
くさい
です。
そのため、寄ってくる虫は圧倒的に「ハエ(特にギンバエ)」が多いです!
私は鉢を玄関前に置いているので、春になると家の前がハエだらけです。
でもこの時期だけは普段とは態度がかわり、
ハエさんがんばってね
とエールを送っています。
いつもほったらかしで摘果などの手入れをしないため、まだ一度も結実したことはありません。
またハウスとは異なり、風や雨を受けやすいので管理が難しいです。
頑張って手入れをして今年こそは実を収穫したいな~