2018年 島とうがらし栽培 184日目 – 黒あざ病 –

昨日から雨が降ったりやんだりで、風向きもコロコロ変わるおかしな天気が続いています。

今日はとても風が強く、時折吹く突風や大雨に注意です。

では現在の島とうがらしの状況です。

まずは大きい鉢からチェック。

古い葉をとり、新しく出てきた葉を増やしているところです。

残念なことに若葉にも縮れが見つかり、チャノホコリダニの被害か、病気も疑われます。

葉水を続けながらもうしばらく様子を見ることにします。

再生までにはまだまだ時間がかかりそうですね。

※病害虫についてはこちらのページにまとめています。

次に小さい鉢をチェック。

こちらは順調、と言いたいところですが、「あざ」のある実がポロポロ落ちてきました。

(>_<)

ナス科の野菜に多い尻腐れ病の症状にも似ていますが、片側(日光が当たる側)に症状が集中していることと、あざが濃い紫色をしていることから黒あざ病と思われます。

名前に「病」が付いていますが、これは病気ではなく生理障害です。

黒い(実際は紫色)部分は「アントシアニン」という色素で、低温状態での紫外線の影響で発色します。アントシアニン自体は無害です。

いつもは栽培終盤の気温が低くなった頃に起きるのですが、今回はまだ夏なのに発生しました。

なんでかな~?? (・_・)

考えられる原因としては、今年は台風のため鉢を家の中に避難する機会が多くなり、環境の変化についてこれなかったのかもしれません。

というより、室内での管理(置き場所・エアコン・水不足等)に問題があったのかも。(^_^;)

症状の出ている実は、鉢を揺すって落としました。

私の経験上発症した実は熟しても、ぶよぶよ(ぐずぐず)になってしまうことが多く、結局使えないので捨ててしまいます。

今のところ残っている実は問題なさそうなのでこのまま様子見とします。