今日はテントウムシの話です。
※この後、虫の写真が続きます。苦手な方はご遠慮ください。(^_^;)
我が家の島とうがらしにアブラムシがつきました。
困っていたところヒメテントウの仲間が現れ、幼虫達がみるみるアブラムシを退治し始めました。
(ここまでは、前回の話です)
幼虫達は常に歩き回ってアブラムシを探すのですが、思うように獲物に出会えない幼虫は、新天地を探すためなのか木から下りてきて鉢の周りをグルグル周ります。
私はそんな幼虫を見かけた時は、まだアブラムシの付いている葉があれば葉に戻してあげます。
その食料不足?の島とうがらしの木に数日前からダンダラテントウのペアが住み着いています。
朝日に輝くダンダラテントウです。
美しいですね~ (^-^)
ダンダラテントウは南の地域へ行くほど赤色の模様が多くなるそうです。
ここは沖縄なので特に赤色が映えていることでしょうね。
話を戻して...
ペアで到来しているので当然、卵を産むでしょう。
でも既にヒメテントウの活躍でアブラムシは激減しています。
獲物であるアブラムシが殆どいないのに何で居着いているのか不思議でしたが、なんとなく嫌な予感はしていました。
今日、その理由を目撃してしまいました。
ダンダラテントウの狙いはヒメテントウの幼虫だったようです。
あれほど大量に産まれたヒメテントウの幼虫を見かけないのは、ダンダラテントウの親が既に捕食した可能性もあります。
ではこのダンダラテントウの幼虫達がヒメテントウの幼虫を食べつくしたらどうなるでしょうか?
その答えは・・・
兄弟で共食いを始めます。
(lll ̄□ ̄)
とても残酷なようですが、テントウムシの世界ではよくあることです。
全滅よりも種の存続を選んだということでしょう。
生きるというのは本当に厳しいです。