2020年 島とうがらし栽培 203日目 – チャノホコリダニに完敗 –

今日も暑い沖縄です。

先日の台風10号襲来中は、島とうがらしの鉢は家の中に避難していたため無事でした。

と、言いたいところですが、避難中は放任状態でしかも密になっていたため、害虫が増殖してしまいました。

まずは大きい鉢からチェック。

枝を切った後から新芽が出てきて、だいぶ蕾も増えてきました。

ただそれと同時に…

葉裏のアブラムシ

アブラムシも増えてきました!

(>_<)

台風前に枝ごとバッサリ切ってはいたけど、やはり残っていたようです。

でもありがたいことに助っ人もやってきました。

テントウムシの幼虫

テントウムシの幼虫を発見!

先日、ダンダラテントウの成虫を見かけたので産卵したのでしょう。

カダンセーフの噴霧をやめ、手で捕りながらあとはテントウムシに任せることにします。

産まれたばかりのテントウムシの幼虫

更に、次の世代が産まれています。

テントウムシのお母さんはアブラムシの近くに産卵しているようで、いつも感心させられます。

この葉にいるアブラムシは手で捕らずに残しておくことにしました。

ただ現状のアブラムシの増殖スピードだと、産まれたばかりの幼虫達が成長するための餌の量が足りなくなりそうです。

とうことは、この先彼らには、熾烈な生存競争が待ち受けていることになります。

次に小さい鉢をチェック。

小さい鉢は復活中

こちらも台風前にバッサリ切った後、猛烈なスピードで復活してきました。

しかも出てきた芽には既にたくさんの蕾が付いています。

最後に挿し芽株をチェック。

チャノホコリダニの被害

チャノホコリダニに完全にやられました!

先端部分の葉は全滅です。

シャワーの水をかけると、縮れた葉がポロポロと落ちてきます。

チャノホコリダニの被害のあった葉の裏側

葉の裏側もこんな感じで色がついています。

上の方の葉だけでなく、もっと下の枝の葉もルーペでみたところ、そこにもホコリダニらしき虫が動いていました。

どうやら既に全体に広がっているのは間違いなさそうです。

これはもう、完敗です…

切り戻した後の挿し芽株

諦めてバッサリ切りました。(2つだけ実が生っていました)

しばらくはシャワー攻撃を続けることにします。

※病害虫についてはこちらのページに詳しく掲載しています。