年末というのに昼間は暑くて夏のような陽気でした。
※この後、気味の悪い昆虫写真が出てきます。苦手な方はご遠慮ください。(^^;
島とうがらしの方は、終了のカウントダウンに入っています。
大きい鉢と挿し芽株は、残りの実が赤くなるのを待っているところです。
剪定した枝から芽が出てきてはいますが、もう育てるつもりはありません。
次に小さい鉢の状況です。
まだ枝を切らずに残していますが、小さい蕾がたくさん出てきています。
もう少し観察してみることにします。
ここからはテントウムシの話題に変えます。
少し気持ち悪いかも。(^^;
肉食のテントウムシは、餌が不足すると共食いをすることがあります。
それは幼虫同士だったり、成虫が幼虫や卵を食べてしまうこともあります。
テントウムシは産まれた瞬間から、生き残るためのサバイバルが始まっているということですね。
写真は昨日の朝に撮ったものですが、上の幼虫(体色が薄い方)が下の幼虫(体色が濃い方)を共食いしているところです。
下の幼虫は一見、背中を丸めているだけのようにも見えるのですが、よく見ると既に頭から1/4程度まで食べられています。
↑その6時間後。わずかに尻尾の部分だけを残して全て食べつくしてしまいました。残った部分も中身は空と思われます。
食べた側の体格が一回り大きくなっているようにも見えます。これで蛹化(ようか)するための体力が付いたことでしょう。
「強いものが弱いものを餌食にし、先に蛹になった方が勝ち」
のように思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
蛹化の際には動きが鈍くなるため、まだ生き残っていた若い幼虫に襲われてしまいます。今回はまさにそのケースかもしれません。
「強いものが勝つ」のではなく「最後に生き残ったものが勝ち」ということなのでしょう。
ここまではっきりわかる共食いのシーンを見たのは数年ぶりです。
気味が悪い内容ではありますが、このような機会は滅多にないので記事にしてみました。
生きるって本当に厳しいですね。